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寒い冬に、カニしゃぶ、カニ鍋は美味しいご馳走。
そんなご馳走のカニですが、獲れたてはなかなか食べられませんよね。
冷凍カニを食べる機会が多いのではないでしょうか。
冷凍のカニを美味しく食べるには・・・
解凍して、加熱・・・その工程によって美味しさが結構変わるようです。
解凍の仕方や加熱の仕方、蒸すのか茹でるのか。
より美味しく食べるための方法をご紹介します。
冷凍かにの解凍方法は2つ
カニの体内は水分が80%と多く、そのため解凍の仕方で味が大きく変わります。
冷凍のカニは2種類あります。
生のカニをそのまま冷凍したものと、新鮮なカニをボイルしてから冷凍したもの。
それぞれ適した解凍方法があるのです。
生の冷凍カニ解凍方法
ポイントは、短時間で解凍します。
カニをビニールで包んで、流水で解凍します。
半解凍ぐらいが美味しくできます。全解凍してしまうと、旨味が逃げてしまいます。
ボイルカニ解凍方法
ポイントは、冷蔵庫でゆっくりと時間をかけて解凍します。
室温で急いで解凍すると、旨味が流れ出てしまいます。
身がパサパサでぷりぷり感が無くなってしまうのです。
もう一つのポイントは、乾燥を防ぐことです。
新聞紙やキッチンペーパー等でカニをくるんで、ビニールに入れて冷蔵庫で解凍します。
生の冷凍ガニと比べて、こちらは8割解凍です。
解凍後はそのまま摂取するのがお勧めです。
それから、みそが流れ出るのを防ぐため、甲羅は下にします。
冷凍カニは茹でるより蒸すべき
蒸すとカニの栄養を閉じ込めます。
茹でるとカニの栄養が熱湯に溶けて無くなります。
カニはタウリンという栄養素を含み、血圧を下げ、目の疲労を抑える効果があります。
タウリンは水溶性なので茹でると溶けて流れ出てしまいます。
蒸し時間の目安は15分くらいで、甲羅が鮮やかな赤になったら出来上がりです。
取り出して粗熱がとれるのを自然に待ちます。
ゆっくりと冷ました方が身が硬くなりません。
冷凍かにを蒸す方が美味しくできる理由
①旨味を逃がすことなく加熱できます。茹でると茹で汁に逃げて行ってしまいます。
身もふっくら、とても美味しく食べられます。
②栄養価をほとんど損なうことがありません。
カニの種類や旬の時期は?
カニの獲れたてを食べるのは難しく、冷凍カニを食べるにしても、なるべく
旬の物を食べたいですよね。
カニの種類は4種類あります。
ズワイガニ・・・旬は11月~3月(雄は11月~3月、雌は11月~1月)
雄と雌で旬の時期が少し異なります。
名産地は兵庫県
タラバガニ・・・旬は年2回で、4月~6月、11月~2月
カニしゃぶが美味しいです。
名産地は北海道
毛ガニ・・・旬は12月~2月
高級ガニといわれます。
名産地は北海道
花咲ガニ・・・旬は夏で、7月~9月
漁獲量制限があり幻のカニといわれます。鉄砲汁が有名です。
名産地は北海道
まとめ
冷凍カニをより美味しく食べる為の、解凍方法、加熱方法をご紹介しました。
生の冷凍カニとボイルの冷凍カニで解凍方法が異なり、解凍の仕方次第で
味が大きく変わることがわかりましたね。
同じ加熱するという調理においても、蒸すと茹でるでは、旨味、身の触感、栄養価までもが変わってしまうのです。
なんと、カニは種類によって1年中旬の物があるのですね。
適した方法で、より美味しく、カニというご馳走を味わってください。
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