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冬の寒い日、冷たい水でお米を研ぐのは辛いですよね。
それでもやっぱりお米は日本人の主食、研がないわけにはいきません。
そんな時、お湯で洗ってもいいのかな?
お湯で炊飯したらどうなるのかな?
そんな疑問がわいてきませんか?
昔からよく言われるように、お米は
「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いても蓋とるな」
そう言われていますよね。
お湯で炊くとなると、はじめちょろちょろにはなりません。
ということは、やはりお湯はだめなのでしょうか?
今回は気になるお湯でお米を炊く方法を調べてみました。
米をお湯で炊くのはNG!
やはりお米を炊くときには、冷たい水か少なくとも常温のお水がいいとされています。
というのも、お米の表面は実はとてもデリケートなのです。
お米を炊くときは、まずお米に十分吸水させます。
それがいわゆる「はじめちょろちょろ」の工程になります。
約20分かけてゆっくりと水の温度を上げていく過程で、しっかりとお米の中まで水が浸透します。
はじめからお湯を使うと、この浸透時間を経ることなく沸騰してしまうので、一気に炊き上がる工程に入ってしまいます。
すると芯が残ったご飯が炊き上がってしまうというわけです。
またこの吸水の時間にお米の甘味もじっくりと引き出されていきます。
つまりお湯を使うことによって、お米の甘味も感じられない仕上がりになってしまいますね。
洗米もお湯はNG
お湯で洗米してしまうと、お米の表面だけが柔らかくなってしまいます。
そうすると、外側だけがべちゃっとした食感が悪いお米が炊き上がってしまいます。
また、洗米時にお湯を使うことにはさらにデメリットもあります。
お米は水に浸した瞬間から水分を吸収します。
ですから、できるだけ手早く洗って表面についている糠を落とすことが重要なのですが、お湯を使うと浸透率が上がってしまい、その糠をも吸収してしまうのです。
美味しいご飯を食べるためには、やはりお湯は不向きだということになりますね。
冬場のお米の炊き方
ここからは冬に美味しいご飯を炊くコツを紹介します。
まず洗米ですが、やはり洗米時の冷たい水が辛い、という方も多いと思います。
冬場の水仕事は手荒れの原因にもなりますし、特に女性にはきついですね。
最近では便利グッズとして、洗米用の器具も販売されています。
またビニール手袋を使うのも一つの手です。
冷たい水を触らなくてもお米が洗えるので、活用してみるとよいですね。
また冬場は洗ってから2時間ほど浸水させておくこともポイントです。
かと言って、長すぎる浸水はよくありません。
一晩漬けておく、という方もいますが、美味しいお米を炊き上げるには2時間程度と覚えておきましょう。
まとめ
毎日食べるお米は、やはり美味しく味わいたいですよね。
寒い日にはお湯を使いたくなりますが、そこはぐっと我慢して、便利グッズなどを使って乗り切ってみてください。
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