濃いきれいな緑、赤、黄色のツヤツヤのピーマン。
濃い色の野菜は身体にいい、と誰もが知っていることだと思います。
美味しい、栄養素が豊富、こんな効果がある、と知るとたくさん食べたくなりますよね。
でも、栄養満点といわれるピーマンも、食べ過ぎたら、どうなるのでしょうか?
気になる身体への影響があるのか…お伝えしていきます。
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ピーマンは栄養満点で美味しいからといって食べ過ぎたら・・・
ピーマンに豊富に含まれるビタミンcは、水溶性なので、たくさん摂取したとしても、体内には吸収されずに、尿として排出されます。
β‐カロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変換されます。脂溶性なので、過剰に摂取すると体内に蓄積されてしまいますが、食事から、蓄積されるほどの量を摂取することはありません。
いくらなんでも、1日に何十個も摂取はしませんものね。
ただし、食べ過ぎはやはり身体によくありません。なんでも適量でバランスよく摂取することが大切で、それでこそ、効果が発揮されるのです。
また、サプリメントやドリンクの過剰摂取や長期間の摂取には注意が必要です。
大量摂取した場合、消火器等に軽度の影響が起こる場合があります。腎臓に問題をかかえている人にとっては、腎臓結石のリスクを増やす可能性があり、他のビタミン、ミネラルの吸収を阻害することもあります。
効果や効能だけにとらわれず、摂取量をきちんと守りましょう。
ピーマンの優れた栄養成分は・・・
ビタミンc
コラーゲン合成に役立ち、皮膚や血管等の形成を助けます。美肌効果ですね。
鉄の吸収を助けます。これは貧血予防効果ですね。
皮膚のメラニン色素の生成を抑えます。美白効果。
抗酸化作用があります。これはがん、動脈硬化の予防効果、老化防止効果。
ストレスや風邪等の病気に対する抵抗力を強めます。免疫力アップ効果。
β‐カロテン
体内で必要な分だけビタミンAに変換されます。
目や皮膚の粘膜を健康に保ち、抵抗力を強めたりする効果があります。
薄暗いところで視力を保つ働きもあります。
カリウム
腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して尿中に排泄を促進します。
これにより血圧を下げる効果があります。
苦み成分のクエルシトリン
抗炎症作用がある為、即効性があるかは微妙ですが、口内炎の解消につながります。
便秘や利尿作用もある為、高血圧症の方にはよいですね。
ちなみに、ピーマンは緑黄色野菜ですよね。
緑黄色野菜は原則100g当たりのカロテン含量が、600㎍以上とされています。
ピーマンは実は600㎍以下なのです。
ですが、摂取量や摂取頻度から、緑黄色野菜として扱うことになっています。
いわば、ピーマンは特別枠なのですね。
緑、赤、黄色のピーマンの栄養成分のちがいは・・・
別名パプリカ、赤や黄色、オレンジもありますね。
緑黄色野菜というよりも、果物のような見た目ですよね。
赤や黄色のピーマンの方が、緑のピーマンよりも倍くらい、vcが多いです。
また、赤ピーマンはダントツβ‐カロテンが豊富です。
ピーマンは未熟な実を収穫した物が、緑色です。
緑→黄→オレンジ→赤と実の色が変化し熟していきます。
しかし、店頭で売られている赤や黄色のパプリカは肉厚で苦みが少なかったりと、
緑ピーマンとは品種が違うので、緑ピーマンが熟したら、ああなる・・・
というわけではありません。
ピーマンはやはり栄養満点。
苦み成分にまで栄養があるなんてすごいですね。
ピーマン自体を多少食べ過ぎたとしても、含まれる栄養素の過剰摂取には至らない・・・
ということがおわかりいただけたでしょうか?
この20~30g程の小さな野菜には、たくさんの優れた栄養素が含まれています。
敵量摂取することで、ピーマンの優れた栄養を有効活用しましょう。
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