鰻と梅干し、天ぷらとスイカ、は食べ合わせが悪いというのは耳にしたことがあると思います。
でもそれって本当?根拠はあるの?と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
お寿司と食べ合わせが悪いものはどのようなものでしょう?
それにはどのような理由があるのでしょう?
伝承だけではなく、根拠も知ることで「なるほど」と思えるよう、食べ合わせをひも解いていきましょう。
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お寿司と食べ合わせの悪いものは何?
「お寿司(生物)と天ぷら」は食べ合わせが悪いといわれます。
会席料理では、お寿司も天ぷらもよく出る組み合わせですよね。
料理の組み合わせとしてはよくみられますが、食べ合わせとしては良くない様です。
実際、お寿司と天ぷらを食べ合わせることが、直接的な原因として体調不良を引き起こす…
ということはあまりないようですが、何故、そのようにいわれるのか?
お寿司は生魚がほとんどですよね。生物であることから、傷みやすく、食中毒を起こしやすい食材といえます。その為、消化に時間のかかる食べ物、つまりここでは天ぷらを指しますが、その組み合わせの場合、胃もたれ等を起こしやすいという理由からの様です。
昔は冷蔵庫なんて無いので、保冷しておくことが難しかったのでしょう。
その為生物は腐敗しやすかったということもあり、このようにいわれたのではないでしょうか。
食べ合わせとは?
昔から言い伝えられる食べ合わせ。
その多くは、医学的根拠のわからない迷信のように語り継がれてきたものです。
しかしながら、医学的根拠のあるものもあれば、ないものもあります。
「食べ合わせとして良い」とは、同時に食べることで、それぞれの栄養がより効果的に身体に取り入れられる食材の組み合わせのことです。
「食べ合わせとして悪い」とは、同時に摂取した食べ物の特性がぶつかり合うことで、胃腸障害、消化不良等の、健康を害する組み合わせのことです。
又、食材がもっている栄養の吸収を阻害するものの組み合わせ、発がん性物質が産生される組み合わせのことです。
食べ合わせは気にするべき?
誰でも良いと聞くと進んで食べたくなりますし、悪いと聞くと敬遠しがちですよね。
しかしながら、食べ合わせが悪いとされている組み合わせで摂取したとしても、
多くのケースは食べ過ぎなければ問題がありません。
ただし、せっかく摂取した栄養素を最大限に生かせなくなるケースがあるということです。
食べ合わせが良いとされているものは、当然、積極的に取り入れて健康維持につなげていってください。
なので、良いとされるものは身体に良い、と感じながら・・・
悪いとされるものは心配ならば摂取の組み合わせを変えて・・・
気にならなければ食べ過ぎないように・・・
なんてちょっと都合のいいようにとらえても良いのではないでしょうか。
まとめ
お寿司と食べ合わせの悪いものを紹介しました。
古くからの迷信や言い伝えは、あながち根拠のないものばかりではなく、
昔の人々の知恵が、医学的根拠の下地となっているのですね。
同じものを食べるとしたら、効果的な食べ方の方が身体も喜びますよね。
食べ合わせを意識すると効果的な健康維持に役立ちます。
バランスの良い食事と、食べ過ぎ飲みすぎに注意して、食を楽しみましょう。
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